主計町近辺を散歩

ちょっと野暮用で金沢へ。

 

時間が空いたので主計町茶屋街近辺を散歩しました。

主計町茶屋街は浅野川を挟んで観光地として知られるひがし茶屋街の対岸に
位置しています。

 

21世紀美術館前から金沢市内の主要観光地を巡る周遊バスに乗車し、
橋場町で下車。降りてすぐに金沢城惣構跡を発見。

 

明治25年に堀に架けられた枯木橋付近にあります。

 

復元整備されていました。

 

枯木橋のすぐそば百万石通り沿いにある金沢蓄音器館を見学。

その名の通り館内には多くの蓄音器が展示されていました。

エントランスフロア

スポンサーリンク

 

蓄音器館から浅野川方面へと歩き あかり坂へ。

 

あかり坂から暗がり坂へ。

 

静かでとても落ち着いた雰囲気でした。
夜になると小路沿いの建物から漏れる明かりが暗い夜をほんのりと照らし
風情が増すのでしょう。

 

浅野川沿いの主計町茶屋街

 

浅野川

穏やかな流れから女川と呼ばれています。
浅野川の女川に対して室生犀星ゆかりの犀川は男川と呼ばれています。

 

浅野川大橋。登録有形文化財です。

 

 

喫茶店でひと休み。禁煙室という店名だけど喫煙可の喫茶店。
いい感じの店内です。

もう昭和っ。
こういう喫茶店は減少してきているのでこの先も長く営業していってほしいものです。
何か食べたかったけれど時間がないので断念。コーヒーを飲み終え、お散歩再開。

百万石通りを近江町市場方面へと歩きます。

しばらく歩くと、歴史感じる建物に貼られたポスターに泳いだ目がとまる。

それを見てみると‥伊能忠敬大先生に関することが書かれているではないか。

測量隊はこの地にあった住吉屋(現在は移転)に宿泊し測量をしたそうです。
今は森忠商店となっています。

(約200年前、この地に宿泊なさったんですね‥。胸熱)

《 加賀藩から「隠密がましき」と疑われ通常の測量ではなく目立たないように量程車と歩測によって距離を測りながら‥ 》 

《 「元百姓」身分ということで、藩や町役人からのあいさつもなく‥ 》

とポスターに書かれています。

何の本だったか忘れたけれど、村名を聞いても教えてもらえなかったりなど、
加賀藩は非協力的で冷淡な対応を受けたと書かれていました。

このポスターにのっている金沢の一部分の伊能大図を見れば
しっかりと測量させてもらえなかったことがわかります。
(スッカスカだもの。)

保守的というのかなんなのか。とても残念です。

 

再び百万石通りを歩き、今日のお散歩の終点近江町市場まで来ました。

お散歩中のミニチュアダックス。かわいい。また犬と散歩したい‥。

 

スポンサーリンク