阿佐ヶ谷神明宮

杉並区阿佐ヶ谷に鎮座する阿佐ヶ谷神明宮

阿佐ヶ谷駅から歩いて徒歩2分という訪問しやすい好立地。
敷地約3000坪を有し敷地内にある巨木が境内一帯を包みこみ心地よい空間を作り出しています。
春は桜、秋は紅葉と四季折々の風情を都会の小さな森で楽しむことができます。

 

ここ阿佐ヶ谷神明宮では八難除という厄払いを行っています。
厄除けを含め、方位や家相、火や水や人の因縁から来る災いなど現世にある災難厄事を
すべて取り除くという御祈祷です。この祈祷は全国でもここだけなんだそう。
以前お祓いをしたことがあるけどその時は全国唯一とはつゆ知らず。

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拝殿

拝殿の奥には3つの本殿があります。

中央に天照大御神(アマテラスオオミカミ)、右に月読尊(ツクヨミノミコト)、左に須佐之男尊(スサノオノミコト)が祀られていて、古事記・日本書紀では三貴子(さんきし)と呼ばれています。
この三柱を御祭神として祀っている神社は国内でも大変希少なんだそうです。
本殿前にある鳥居はもともと伊勢神宮の別宮にあったもので、式年遷宮の際に伊勢神宮と縁の深い
阿佐谷神明宮にその一基を譲り受けました。
東京にいながら遠く伊勢を感じつつ参拝するなど。

本殿、鳥居の全体を見るには、拝殿横の柵越しからの方が見やすいです。

末社 北野神社

学問の神様 菅原道真公が祀られています。
こちらの鳥居は合格鳥居と呼ばれていて高さ160㎝あるかないかぐらいのとても小さなもので
鳥居の形が五角形です。

五角(ごかく)を合格にかけたようですね‥。

その他境内にはイザナギノミコト、イザナミノミコト、ヤマトタケルノミコトを祀る元宮、開運の神様を祀る猿田彦神社、夫婦円満や良縁のご利益があるといわれている御神木の夫婦ケヤキがあり、見どころ盛りだくさんな神社です。

 

阿佐ヶ谷神明宮:杉並区阿佐谷北1-25-5
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代田八幡神社

世田谷城と松陰神社を訪問し家に帰る途中に立ち寄った代田八幡神社

御祭神は応神天皇です。

本堂

 

神社南側にある鳥居

天明5年(1785)銘のものです。
世田谷区内にある鳥居で2番目に古いもので世田谷区指定有形文化財です。

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交通量の激しい環七通りの真横にある神社ですが境内に入ると
不思議と静かな空間にいるように感じられます。神社マジック。

今日は炎天下の中を汗だくで自転車でまわり、電車にしなかった自分を責めまくりながら
必死にこいでいたけれど、暗渠を2河川発見できたという収穫があったのでこれでよし、
ってところに気分を落ちつけてみた(^_^)

代田八幡神社:世田谷区代田3-57-1
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松陰神社

世田谷区に鎮座する松陰神社


(参道工事中でした)

本堂

 

御祭神は幕末の思想家、教育者の吉田松陰です。

参道沿いの松陰先生像

 

毛利元昭、伊藤博文らにより奉献された石灯籠

 

境内には模造の松下村塾の建物があります。

 

内部

 

松下村塾前の松陰先生像

松陰が主宰した私塾 松下村塾では兵学・儒学など幅広く講義しました。
塾生には伊藤博文、高杉晋作、山縣有朋などそうそうたる顔ぶれ。

松陰は安政の大獄に連座し萩から江戸へ護送され、伝馬町の刑場で処刑されました。
遺骸は千住小塚原回向院に葬られましたが後に松下村塾の門下生、伊藤博文、高杉晋作らによって
こちらに改葬されたそうです。

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松陰先生の墓

 

松陰神社のほど近くにある豪徳寺には井伊直弼の墓があります。
何の因果か偶然か、目と鼻の先ともいえる距離に安政の大獄にて弾圧したものとされた者が
眠っているという‥。奇縁因縁を感じます。

松陰神社:世田谷区若林4-35-1
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