お城めぐり 戸倉城

東京都あきる野市にある戸倉城跡。

戸倉城は五日市盆地を眼下に望む山頂に室町時代から戦国時代にかけて
築かれた山城です。

15世紀ごろに武州南一揆(秋川谷から南多摩地域にかけての武士集団)の
一員であった土豪 小宮氏が築城したとの伝承もあるが詳細は不明。
その後天文15年(1546)頃、北条氏康の次男 氏照が大石氏の名跡を継いで
滝山城主となると大石定久は戸倉に蟄居したと伝えられている。
このことから戸倉城は大石定久隠居城とも呼ばれている。
天正18年(1590)八王子城の落城とともに廃城。(説明板より)

JR武蔵五日市駅から西東京バスで西戸倉下車。
武蔵五日市から西戸倉までの乗車時間は10分弱でした。

 

西戸倉バス停から歩くこと数分。城山入口に到着。

右側の鳥居は神明社です。

案内板

標高434mとある‥大丈夫かな、と不安を抱きつつ登城。

階段整備されているところまずまず快調に進めます。

 

息切れする呼吸を所々で整えながら上を目指します。

 

階段のないところは足元がさらに不安定に。
道幅も細くなり、横はすぐに傾斜。足を滑らせバランスを崩すと‥転落です。

注意深く歩き進む。

頂上近くにきた。

 

到着! しんどかった~~~

 

城山頂上からの眺め

東京スカイツリーが見えました。

 

本丸

とても狭いです。居城するような建物を建てるほどの広さはないので、
見張り台や物見台のようなものがあったのかな、と想像。

 

ひと休みしたところで下山。恐怖の下りです。

写真だと勾配具合が伝わらない。

落ち葉降り積もる道に足をとられながらなんとか下までたどり着きました。

建物の遺構はありませんが、空堀かな?と思われるものがありました。

 

城山入口にある神明社

 

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せっかくなので近辺を歩いてみました。

 

三嶋神社鳥居

階段を上る元気がなかったので立ち寄らず。

 

光厳寺 建武元年(1334)に足利尊氏が建立。

山門

 

本堂

 

長福稲荷・天満宮・布袋尊

 

ところいもの碑

 

この寺院にあるヤマザクラは樹齢400年で東京都の三大巨樹と言われており、
東京都の天然記念物に指定されています。

映画五日市物語のロケ地との立て看板がありました。

満開の桜の花を咲かせたこの木を見たいものです。

 

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子生神社 弘化4年(1847)建立のあきる野市指定有形文化財です。

 

鳥居の両サイドにあるのは夫婦杉

 

本堂

 

しめなわの代わり?の竹柄杓と大きい底無し柄杓

安産を願い底抜けの柄杓が掲げられているのだと参拝者の方が教えてくれました。言われるまで柄杓だと気付かなかった。

 

新東京百景の秋川渓谷

また改めて訪れたいなと思います。

 

戸倉城跡:東京都あきる野市戸倉

光厳寺:東京都あきる野市戸倉328

子生神社:東京都あきる野市小中野187

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伊能忠敬ゆかりの地をめぐる③ 源空寺

台東区上野の源空寺に伊能忠敬の墓があります。

上野駅からとほ約15分で源空寺に到着。

源空寺は浄土宗の仏教寺院で天正18年(1590)円誉上人が湯島に開山。
明暦3年(1657)におこった明暦の大火で焼失し、
現在の地浅草に移転し再建された。

 

 


道を挟んで向かい側に墓地があります。

 

伊能忠敬氏の墓

ぬいぐるみなどがお供えされています。

 

伊能忠敬の墓の隣には師である幕府天文方 高橋至時の墓が
あります。

 

両氏の墓は国指定史跡です。

 

 

お参りをすませ、近隣を散歩。

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源空寺前の道からはスカイツリーが見えました。

 

旧下谷区役所跡地に建てられた台東区役所

 

廣徳禅寺趾碑

廣徳禅寺は台東区役所新庁舎建設のため移転。
現在は練馬の別院に移っている。

 

源空寺:東京都台東区東上野6-19-2

伊能忠敬の墓:東京都台東区東上野6-18-4

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