今年は伊能忠敬没後200年。
お亡くなりになってから200年という節目の年とあってか
功績に再び脚光が集まっています。
実測による日本地図をつくったという偉業をなした尊敬する伊能忠敬。
そのゆかりの地をめぐって行こうと思う。
訪問第一弾は北海道松前郡にある伊能忠敬北海道測量開始記念公園。
今年の4月に竣工したばかりの公園です。
伊能忠敬測量隊の第一次蝦夷地測量が福島町(吉岡)から開始したことを記念して没後200年の節目に造成されました。
(福島町は元横綱千代の富士の出身地です)
最寄りのバス停から公園に向かって歩いていると見えてきました。銅像が。
遠目からパッと見だと、とんでもなく失礼なのですがひけた腰で杖をついてる人に
見えてしまうかもしれないのが気になるところ。
誰の銅像かわからない人が一見するとなおさら‥。
公園に到着。
測量中の伊能忠敬
手にしているのは杖ではなく忠敬測量時の必須器具、彎窠羅針(わんからしん)です。
棒先に羅針盤をとりつけたもので、棒が傾いても和新盤は
水平に保てるようになっている。
説明板
いろいろなアングルで
規模の小さな公園ですが景色は抜群です。
218年前、この地に降り立った伊能忠敬。
当時、氏が見たであろう海の景色をしばし眺める。
公園のそばにある伊能忠敬蝦夷上陸の地の標柱
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伊能忠敬北海道測量開始記念公園への公共機関でのアクセス
函館から道南いさりび鉄道で木古内駅下車。
木古内駅前から函館バス 松前ターミナル行きに乗車し豊浜で下車。
松前城に行くルートと同じです。(松前城のアクセスはこちら)
函館駅から2時間半ほどかかりました。
去年、松前城訪問の際に利用した道南いさりび鉄道。
きっともう乗ることはないだろうな、と思っていたけれど再び乗車できました。
まさかまた乗る機会が来るとは思ってもみなかった。
行きは白の列車
帰りはワインレッドの列車
伊能忠敬北海道測量開始記念公園:北海道松前郡福島町豊浜68-13
函館山山頂展望台の側壁に肖像ブロンズをはめ込んだ碑
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