暗渠を歩く 北沢川緑道

今日の散歩は北沢川。

北沢川は世田谷区内を流れる目黒川の支流で現在は暗渠化されています。
北沢川の源流は都立松沢病院周辺、上北沢、桜上水付近とされています。

 

松沢病院南に将軍池という名の池があります。

北沢川の源流に関係するものかもしれない、
そして将軍と名が付いているので何か将軍家に由来するものかもしれない。
と少しワクワクしながら案内板を見てみると…

松沢病院入院患者の屋外作業療法の一環として造られたもので、
将軍池の名は作業に参加した患者で自称将軍の葦原金次郎さんに
ちなんだものだそう。
北沢川にも将軍家にもまったく関係のないものでした。

将軍池公園をあとにして出発点(世田谷区上北沢1-27付近)を目指すも
速攻で道を間違え迷子。

北沢川緑道の案内表記を見落としていたのかそもそもないのか見つけられず。
少しさまよい歩いて車止めを発見。(桜上水5-2付近)

 

目黒川、烏山川との合流地点をめざしてGO!!

 

 

弁天橋横にある左内弁財天

 

弁天橋から江下山橋(えがやまばし)まで弁天橋せせらぎ通りとして
とてもきれいに整備されています。

 

 

赤鶴橋で赤堤通りを渡ります。

 

世田谷区の緑道案内板

 

 

東急世田谷線を越えたところでまた道に迷い山下橋跡を見つけ緑道に戻る。

 

橋跡石柱上にオブジェが乗っているタイプが続きます。

カエルのオブジェがかわいい

 

古事記橋という橋の名前の由来はなんでしょうか?気になります。

 

 

宮前橋で環七通りに出ます。

 

宮前橋の当時の欄干が残っていました。

 

 

下水の再生水を利用したせせらぎ

 

 

代田ゆかりの詩人の碑と説明板

 

 

代沢橋。遠い昔よくここを歩いていた。懐かしい。

 

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目黒川、烏山川との合流地点まであと300メートル!というところで
捻挫痛と浜田山駅から歩いてきた疲労と空腹でうつろな目で立ち止まっていたら
通りかかったおじさんに話しかけられました。
私が地図を持っていたから散策していると思ったのでしょう。

立ち止まっていたちょうど目の前の池尻北児童遊園横の工事のこと、
すぐそばに国鉄スワローズ(現・東京ヤクルトスワローズ)の合宿所があったこと、
子供の頃北沢川でザリガニ捕りをして遊んだことなどをお話してくれました。
開渠時代の北沢川やその当時の周辺の様子をもっとお聞きしたかったけれど
お急ぎとのことで残念ながら聞けずじまい。

淡島通りと三宿通りをつなぐ道路をつくるようです。立ち退きが大変そう。

 

少し休憩できたのでゴールを目指して歩き出す。

 

合流地点に到着!

 

烏山緑道

 

目黒川緑道

 

 

帰り道、Googleマップに示された合流地点から最寄り駅までの経路を見ると
やけに細い道を選択している。

大通りの方がわかりやすい気がしたけれどここはGoogleマップ先生の指示通り
示された経路歩くことにした。

すると…これはもう自分好みの水路跡!疲れも(若干)吹き飛びます。

 

 

緑道沿いの咲き始めた桜や梅。春ですね。

歩行距離10数キロの長い長い散歩でした。
歩く距離はほどほどにしないといけない‥(疲)

 

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