杉並区阿佐ヶ谷南に馬橋児童遊園がある。
遊園というわりには普段目にする公園のような感じではない。
公園というより道なのだ。
その道の途中にブランコやベンチがあるだけである。
なぜただの道に無理矢理遊具を設置して遊園としたのだろうかと少し不思議に
思いつつこの道に興味を抱いていた。
そして水辺もない住宅地なのに時折大きなカエル(ウシガエル?)を見かけるのも
不思議に思っていた。
のちに暗渠ということを知り、なぜだか気持ちが盛り上がりこの道をたどろうと思った。
ほどなくして桃園川の暗渠の存在も知り、さらに暗渠散歩熱が上がる。
車止めとその先に続く道、人ひとりがやっと通れるような幅の道、
不自然な曲線を描いている道。
杉並区にはこのような「道」がいたる所にある。
昔、この辺りは田畑が広がり、その土壌を潤すための多くの用水路がありました。
その役割を終えた水路は現在暗渠として残っています。
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杉並区の車止めにはクマの背に乗った金太郎が描かれたものが
多くありますが、落書きされていたり塗料が剥げていたりして
元の絵がわからなくなっているものの方が多いです。
かなり細い通路です。
石で蓋がなされているタイプ。(この石蓋タイプが好き)
見つけた細道をわざわざ回り道をして通ってみたり、犬の散歩で歩いてみたり。
これがたまらなく楽しかった。(通行に差し支えなさそうかどうか判断してます)
水路や道を調べるために図書館で古地図を見るのもこれまたたまらなく楽しかった。
お楽しみは後に取っておきたかったのか、腰が重いだけなのか。
馬橋児童遊園のブランコを見ながら心の中でいつか暗渠散歩をしよう!
と思ってからウン十年という気を失ってしまいそうなほどの長い年月が流れました。
心の片隅に持ち続けている暗渠散歩欲となかなか行動に移さないという
心と体の不一致の共存。
ぼちぼち始めようと思う。暗渠散歩を(^-^)
(思いついてから行動に移すまでの時間が長すぎる‥)
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